駅前の屋台や江南地下街で地元の人に交じってスンデやキンパを買ってみる

韓国
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地下鉄の構内や駅、地下街でキンパやオデンの屋台を見かけたことはありませんか?
湯気が立ち込める中で熱々のオデンを食べる地元の人を見ては羨ましく思っていました。
最近はキオスクで注文できるところもあるので、外国人でも何とか頼めそうです。
というわけで少しハードルの高い屋台を楽しんできました。

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スンデ

スンデは韓国式のソーセージです。韓国語で「腸詰め」を意味するスンデは、豚の腸の中に春雨や野菜、もち米などが詰まっています。
スンデが黒い理由は豚や牛の血を混ぜ込んでいるからです。しかし、胡椒など香辛料や香味野菜もはいっているので生臭いという感じはしません。鉄分はたっぷりです。
もち米や太めの春雨が入っていてもっちりした食感です。
お好みでレバーも付けてくれるので、スンデは健康的な軽食ですね。お塩を付けて食べます。

ある日のホテルでの夕食です。ロッテデパート地下で買ったスンデ(約500円)とトースト、カップラーメンにキムチとシャインマスカット。

キンパ

地下鉄の駅前で買ったキンパです。(約400円)スンデは約450円。一人では多いですね。
お店によっては細巻のキンパもあるので数種類食べることができます。
テイクアウトの準備の間に紙コップでオデンのスープを飲みながら待ちました。

どうやらオデンを買わなくてもスープをいただける雰囲気だったので、少し大げさに「このスープにトライしてみても良いのでしょうか?」というような内容を英語で店員さんに聞いてみました。
屋台にいた若者が通訳してくれて、無事ゲット。美味しかったです。

オデン

長い棒にささった天ぷらみたいなさつま揚げみたいなものがオデンです。
お魚の練り物です。1本約100円。通常屋台では勝手に食べて、最後に本数でお会計をするようです。

写真は私が毎回泊まるShilla Stay九老の最寄りの地下鉄駅前にあるご婦人向けの衣料品店です。裏起毛のぬくぬくのパンツを母用に買ったのが縁で、店主さんがいつも声を掛けてくれるようになりました。
最初は「寒いからコーヒー飲んでいきよし」(意訳)とお店の中に誘われ、コーヒーを頂くとその後ゆで卵、柿、焼き芋が出てきました。

次の旅からは毎回ゴハンを食べたかと聞かれ、ウッカリまだと答えると駅前の屋台でキンパとオデンを買ってご馳走してくれるのです。
服を買ってはご馳走され、お土産を渡してはご馳走されるの無限のループです。
翻訳サイトとジェスチャーで育んだ温かいご縁です。

江南地下街はキオスクで

江南地下街にあるキンパ屋さんはキオスクで注文します。2,000w以上の注文が必要です。
キンパは細巻きタイプなので種類によっては1,000wの商品もあります。

一人で気軽に立ち寄る人が多く、回転も早いので少し待てば座れます。つねに満席で人気店だと分かります。このお店が私にとって最初の屋台で、東京在住のとても親切で優しいソウルマダムと江南の美容クリニックに行った帰りに連れてきてもらいました。
ここでマダムからお作法を聞いて以来、一人でも来ています。

ソウルにはお店の中で食べられるところもあります。
気軽に食べたくても気楽に挑戦できないローカルすぎる屋台フード、次の旅でぜひどうぞ。

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