8月末にソウル在住のパワーブロガーであるまゆみさんに連れて行ってもらった薬令市場の韓方、美容鍼体験の後半です。
鍼治療の緊張から解放されスッキリした気分で向かった東大門の焼き魚市場の焼き魚で心身ともに健康になった一日でした。
チェヒョク韓医院で鼻鍼、美容鍼治療
チェヒョク韓医院 チェヒョク韓医院 (ameblo.jp)
ソウル韓方振興センターの裏手にある韓医院です。
治療費が安く人気のクリニックなので予約が必須のようです。
しかし、この日はダメ元でフラッと立ち寄ってみたところタイミングが良く空いていました。
まゆみさんの再訪に先生は笑顔で迎えてくれました。
受付で施術内容の希望を伝えると、その後カウンセリングルームで詳しい説明を聞きます。
韓方市場にあるクリニックなので、韓方薬や鍼治療、カッピングが得意のようです。
カッピングは過去に何度も上海やクアラルンプールで体験したことがあり、その後のスッキリさから信頼している治療のひとつです。
チェヒョク韓医院では鍼治療にはカッピングがついてくるとのこと。
これはかなりお得です。
Inbobyで体測定とカウンセリング
まゆみさんとともにカウンセリングルームに入ります。
私の衝撃的な測定結果と今後気を付けるべき点などを説明を受けました。
まゆみさんは至って健康的なのでにこやかな雰囲気の中のカウンセリングでした。
この脂肪の塊、約300gを何個分を減らさないといけません…。
余談ですが翌日に予約していたクリニックのダイエット韓方の先生からは「全く運動していない中でこの数値はむしろ健康、頑張ってます」と言われ複雑な心境です。
料金
鼻鍼 30,000w(カッピング付き)
美容鍼 20,000w(120本、カッピング付き)
現金払いだと上記の価格です。カード払いだと倍近くの価格になります。
ところで鼻鍼って何だろう?
悪く古い血(オヒョル)を取り除く鍼治療は、韓国の伝統的な鍼術の一つです。
先端が三角形の形をした鍼を用いて、長年の間滞積して体の様々な病気を引き起こす古い血を…手、足、額などの先端から解きほぐし、血液の循環を助け、自然治癒力を上昇させる慢性疾患に卓越した治療方法です。
昔から韓方では「”怪病”は、古い血が原因である」と言われており、古い血を除去させる為多くの研究をしてきました。循環が悪く体内に残っている古い血は血液の循環を妨げて、痛み,痺れ、顔色の悪さ過度のイライラなど問題を誘発します。
古い血を取り除く鍼治療はこのような症状がある方におすすめします。
(チェヒョク韓医院のブログより抜粋)
施術内容はまゆみさんのブログに詳しく載っていますのでぜひ読んでみてください。
いざ施術!鼻、膝下、手の甲と足の甲
まず鼻の奥深くを鍼で突かれます。
そこまで痛くはないのですが瞬く間に血が滴り落ちます。
銀のトレーに俯き血が止まるまで待ちます。痛みはないのに血が流れる不思議な感覚です。
まゆみさんは鼻に持病があり、前回の施術では思ったより血が出なかったそうです。
健康で血行の良い人がサラッと流血するようです。
しかし今回の治療では流血していました。やはり鼻の症状が改善されつつあるということでしょうか。
そして膝下のむこうずねの数か所、光の速さで鍼を打たれます。
あっという間に3本線で血が流れ出します。痛いのにまゆみさんのアディダスになってるで、の声に我に返りました。
お目汚し画像で恐縮ですが施術後はこのようにテーピングを貼ってもらい、シャワーを浴びるまで剥がさないようにします。
次はカッピング
鼻鍼と顔の美容鍼の両方にカッピングがついているので、背中と足の全身に受けました。
まゆみさんは鍼よりもカッピングが痛いで、と言うてはりましたが、内心半信半疑。
ところがそれは真実でした。
何よりカッピングの数が多く、時間もしっかり長い。二人で並んで外れるのを待ちましたが笑うたびにカッピングが揺れ微妙に刺激してきます。
クリニックで受けるカッピングの凄さを実感しました。
私は二の腕から肩甲骨にかけて濃い紫色のあざができ、5日間ほど持続しました。
濃い紫色は血行が悪い証拠です。
美容鍼
次は美容鍼120本です。
120本?私はそれまで顔に刺す鍼は筋肉かどっかに数本刺してコリをほぐしてリフトアップが期待できる治療だと思っていました。
しかし120本と聞くとどうやら何かが違います。
鼻や体に使用する鍼とは違い短くて細いとのこと。今日のところはそろそろこの辺で…と施術を断ろうかと思っていたところ先生やまゆみさんが励ましてくれました。
もう引き返せません。
カッピングを受けたベッドにあおむけになりメイクを落としていただきました。
そしてスタート!!
痛みはどこかの箇所を除いてほとんどありません。
そろそろ終わりかな、と思いまゆみさんに聞くと「まだまだやで。先生またポケットから追加しはった。」のやり取りを数回行い、「私も数えてるけど120本はほんまやわ。ちゃんと120本打ったはる」と施術内容に嘘がないことを教えてくれました。
「リフトアップとかに効くんですよね?」と韓国語でやり取りをしていたまゆみさんに聞くと
「先生そんなん言うてはらへんかった。顔色が良くなってハリが出るらしいで。過剰な表現はしはらへんねん」とのことでした。
効果は?絶大
鍼を抜いた後に傷や鍼の跡は一切なくて洗顔も違和感がない通常運航でした。
私の場合は約1週間後から効果を実感。ハリがありどこかキュッとした印象です。
美容鍼か鼻鍼で古い血が出たからかは分かりませんが、チェヒョク韓医院の施術後から変化があったことは間違いなしです。
今回まゆみさんが紹介してくださったので、魔法の粉と呼ばれる韓方パックを頂きました。
何から何までまゆみさんのお陰で薬令市場というローカルエリアでディープな体験ができました。
東大門の焼き魚横丁へ
京東市場を抜けてバスで東大門に向かいます。
もう一つのリクエストである焼き魚がこのあたりには見つからなかったので移動です。
腕や足にカッピングの跡やテーピングをしての夕食でしたがお互いカーディガンを持っていて良かったです。
干物は食べても日本ではなかなか焼き魚を食べる機会はないのですがソウルでは食べたくなります。
東大門の焼き魚横丁を進んでまゆみさんおすすめのお店に入りました。
このお店は観光客でおなじみの陳玉華タッカンマリの真向かいにあります。
陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ|東大門(ソウル)のグルメ・レストラン|韓国旅行「コネスト」 (konest.com)
行列をなしている陳玉華タッカンマリの観光客から、ちょ、ま、そっちに入んのんかい!という視線を感じながら入店。
まゆみさんはプルコギ定食、私はイシモチの定食を注文しました。
しっかり炭火のような濃い味がして美味しかったです。
この日は韓方体験と鍼治療、野菜のランチと焼き魚定食でかなり健康的な一日でした。
旅ではつい食べすぎたり体力的に無理をすることも多いのですが、このような予定を日程に加えるのはいいなぁと思えた一日でした。