2025年春。英語を学ぶため昨年の秋に続き二度目のタイ留学に出かけました。
今回は上級クラスに進級し、文法は何とかなるものの話すことは苦手という日本人特有の課題に直面しました。
他のクラスメイトはエアバス社勤務のドイツ人をはじめすでに世界企業で働く人を中心とした構成でした。文法の答え合わせは率先して発言するのにデスカッションパートは変顔とうなずきで乗り切ろうとする劣等感の塊、それが私です。
宿題と予習復習に追われ平均睡眠時間は約6時間。そこで必要となるのが、そうです、コーヒーです。
旅行中にちょっとした飲み物を手軽に楽しむ方法を探しているなら、自動販売機「TAO BIN（タオビン）」がおすすめです。このユニークなマシンは、ただの飲み物の販売だけではなく、まるでロボットバリスタがドリンクを作ってくれるかのような体験を提供します。
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ポチップ
コーヒーを飲みながら、まるで心の奥深くまで響くような声で読書を楽しむ……。
友人とのきっかけ
前回の留学中、親しくなった中国からの留学生の友人が教えてくれたこの自動販売機。
「コーヒー好きなら絶対に試してみて！」と言われ、
え、ちょ、自分カフェ巡りが好き言うてたのに自販機すすめんてくるんかい！と半信半疑で利用してみたのがすべての始まりでした。
そこで提供されたのは、驚くほど美味しいカスタマイズドリンク。その瞬間から私はタオビンの常連になりました。
TAO BINとは？
タオビンはタイ中に設置されている24時間対応の自動販売機で、その名も「飛ぶ亀」に由来します。
タオビンは、ただの自動販売機ではなく、まるでロボットバリスタのような存在。
TAO BINの魅力4選
●幅広いメニュー：コーヒーからプロテインジュースまで選択肢が豊富。
●カスタマイズ性：甘さ、トッピング、濃さまで自由に選べる。
●健康志向：カロリー表示はもちろん、ヘルシーメニューもあり。
●未来感：タッチパネルとその操作体験が新鮮。
เต่าบิน | ตู้กาแฟสดและเครื่องดื่มอัตโนมัติ | Tao Bin | Thailand
実際に買ってみよう！
大きなタッチパネルで飲み物を選びます。
まずはOur Specialtyが気になりますよね。毎回一通り確認した後は冒険はせず、コーヒーのページを選択します。そういうところありますよね。
お砂糖の量や濃さなど、カスタマイズを指定して決済までスムーズに進みます。
QRコード決済等対応していますが、おそらく旅行者は現金支払い一択です。
タイの電話番号を持っていたらポイントがたまり、1杯無料のプレゼントも。
忘れてはならないのが蓋とストローの選択。
蓋がないと持ち歩きに不便ですが、たまに初期画面の左下に「lid issue」「straw issue」と表示されます。これは在庫切れという意味です。
前回は蓋が在庫切れでした。おいおい、ちゃんと補充しとけや。
出来上がりまで約2分。
カップを用意しているようですね。この段階で順番待ちをしている人がいたら次のオーダーができます。
出来上がりまでの過程がスクリーンに映し出されるのを見るのも楽しく、出来上がったコーヒーはカフェクオリティと言っても過言ではありません。
アラビカ豆で抽出されるコーヒーはコロンビア人の友人も満足する美味しさです。
そして価格はどれも平均40バーツ。（約170円）
旅行者にとっての魅力
特に旅行者にとって、手軽さと高品質なドリンクが魅力です。MRTの駅構内や街中で見かけたら、ぜひ立ち寄ってみてください。価格もリーズナブルで、一杯から試しやすいのもポイントです。
スワンナプーム国際空港でもゲート付近にありました。（価格は若干値上げ設定）
日常と特別感の共存
留学生活では忙しい日々が続く中、タオビンのドリンクがちょっとした楽しみになりました。
特にタオビンの存在を知っていながら試したことがない、という友人を見つけると率先して使い方をレクチャーしていました。
日系航空会社のパイロットにも良さを勧めると「飲みたなるやん」と次回のバンコク便乗務で滞在した時に必ず試すことでしょう。
結びに
タイでの生活を通じて、タオビンのようなユニークな体験をたくさんしましたが、友人の勧めがきっかけで新しい世界を知ることができたのは本当に幸運でした。
タオビンのコーヒーを片手にコロンビア人とミヤンマー人の友人と語り合ったのは良い思い出です。
もしタイを訪れる機会があれば、ぜひタオビンで未来感あふれるドリンク体験を試してみてください！
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